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伝わる&売れる文章のルール伝わる&売れる文章のルール

ルール その49 新しい表現は「過去の成功体験」との戦いから生まれてくる。

売れる文章講座

『無意識』を意識してみよう。 その2

 
一度、体験したことは、結果が予想できます。予想ができるので楽です。体験したことがない、ことは予想できません。不安だし考えなければならないことが、たくさんあります。それはめんどうだし、たいへんなストレスです。
 
だから、私たちは無意識のうちに、すでに体験した情報を中心にして、行動します。未経験の分野は無意識のうちに「なかったこと」に、してしまいます。その方が安心できるしなによりも楽に行動できるからです。
 
 

『過去に体験した範囲の中に、留まってしまう』。

 
がんばっているのに、結局、いつもと同じような結果で終わってしまう。いつもと同じような、表現(言葉)で終わってしまう。その理由のひとつが、コレです。
 
無意識のうちに、体験済みのこと、結果が予想できることで、文章を組み立ててしまっている。新しいことに挑戦したいと願いながらも、無意識のうちに「過去の成功体験」に当てはまる範囲の中で表現を試みてしまうからです。
 
無意識の力というものは、それほどまでに強力なものです。視点を変える。発想を飛躍する、といいますが、実は、それは「無意識が過去の体験の中に留まろう」とする力との戦いでもあるわけですね。未知のものに挑戦したいと思っていたはずなのに、いざ足を動かそうとすると様々な理由を見つけて留まってしまうのは、この力が、あなたの足を全力で引き止めているからです。
 
だからこそ、本気でその力を振り払おうと挑戦を続ける人達の表現は強く輝き続けるし、周りを魅了するエネルギーに満ちているのかもしれません。
 


伝わる文章講座 佐藤 隆弘 拝


 
リニューアルの追伸:
「無意識」という言葉がしっくりこない方は「自分の好み」とか「性格」という言葉に置き換えてみると、理解しやすいかもしれません。「なぜ赤ではなく青が好みなのか」をくわしく説明することは難しいものです。「なんとなく」とか「今までそうしてきたから」と感じると思います。このように「言葉で説明できないけれど、気がついたらそうしてしまう。自然とそれを選択してしまう」思考の部分を「無意識」と、ここでは表現しています。身体が勝手に行動してしまうとか、眠っている力、というような類いのものではありませんので。

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