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伝わる&売れる文章のルール伝わる&売れる文章のルール

ルール8 伝わる文章を書く力は『良い文章の読書量』で決まる。

売れる文章講座

書く前に「読む」ということ。 

 
今までに、たくさんの生徒を指導してきて、思う事ですが「良い文章を、たくさん読む」と少しずつ「読みやすい文章」が書けるようになってくるものです。逆に言えば「他人の文章を読まずに、ただ書く演習だけを行っても、なかなか上達しない」ものなのですね。私は個人的に、
 

『伝わる文章を書く力は「良い文章の読書量」で決まる』

 
と考えてきましたし、そう受講生のみなさんにアドバイスを続けてきました。そして、この文章を読んでいるみなさんにも、文章を『書く』前に『読む』ことから、始めてみることをオススメします。ビジネス書や雑誌でも構いませんが、できれば時代の荒波を越えて読み続けられてきた「文学作品」や「古典作品」が良いと思います。作者の信念がこめられ、長い間読み続けられた文章(文体)に多く触れるということですね。
 
とは言っても、別に難しいことではありません。評論家のように、一字一句を考察しながら読む必要もありません。ただ「私は、この人の文章ってなんとなく好きだな」「他の作品も読んでみたいなー」と、いうような軽い気分で、ドンドン読んで、いけばいいと思うのです。そして、何か一冊気になる作品に出会うことができたのなら、その作者の作品は全部読む。さらに、その作者が推薦している作品があれば、その作品も全部読む。このような感じで、最初の段階では「おもしろい」か「おもしろくない」かを、基準にして読み進めていけば良いと思うのです。
 
楽しくないものを、いくら読んだって何も身につきません。それなら好きな映画やマンガを、繰り返し徹底的に「見た」方がよほど学ぶところがあると思います。ぜひ、みなさんの本棚を「好きな文学作品」で、一杯にしてもらいたいと思います。まずは「絶対量を増やす」という感じでしょうか。
 
 
よーし、それなら何か読んでみようかな? そんな、あなたにオススメのページがあります。「インターネットの電子図書館、青空文庫」さんです。
 
青空文庫
 
私自身、かれこれ15年ほど前にインターネットを初めた当時は、今のように誰でも快適にネット接続というわけではなく、電話回線を使用しての接続だったため、とても使いにくいものでした。写真が一枚表示されるだけでも数十秒の待機。次の写真が表示されるまで、さらにまた数十秒の待機。そしてさらに・・・と、一ページ表示するために時間がかかってしまうという状況でしたから、あまり「インターネットって面白い」とは、感じにくい状況だったものです。
 
ところが、そのような時代に出会った青空文庫さんのホームページは、ネットの素晴らしさを体感できた数少ないページのひとつでした。こんなに多くの作家の作品が、本当に「無料」で読めるのか? 何か法に触れているのではないか?(もちろん触れていません・笑)などと、あまりの素晴らしさに、逆に半信半疑になってしまったくらいです。
 
それ以来、私は「青空文庫」さんは、ずっと活用させていただいています。ぜひ、みなさんも、気になる作家の作品を片っ端から読んで、楽しみながら吸収してみてください。そして良い作品が見つかったら、私にも教えて下さい。楽しみにしています。
 


伝わる文章講座 佐藤 隆弘 拝

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