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ルール41 繰り返し読まれる文章と、無視される文章の違いとは?

売れる文章講座

好きな人からのメールは、なぜ繰り返し読んでしまうのか?

 
 
先日、すこし前から、気になっていた人のメールアドレスを、ようやっと聞く事に成功しました。せっかく聞いたのだからと、色々迷って、考えて、悩んだけれど、思い切って食事に誘う事にしました。すると、その日の夜に・・・、
 
『今度の土曜日ですよね? 楽しみに、しています (*゚▽゚*)ノ~☆』
 
と、返信がきました!行数にすると、わずかに2行だけ。でも、気になっていた相手からのメールだから、何度も読み返しますよね? 携帯をにぎって、ニコニコしたり、絵文字 (*゚▽゚*)ノ~☆ を見て、なんだか喜んでくれたみたいだ。も、もしかして、うまくいくのかも・・・と、深読みしてみたり。とにかく何度も読み返すわけです。あなたにも、そんな経験がありますよね?(注)この話は、フィクションです。
 
 

何度も読み返すメールと、捨ててしまうメールの違いとは?

 
毎日、たくさんのメールが行き交います。ところが、ほとんどのメールが、ほんの数秒で削除されてしまいます。なかには、最初の数行だけで、ゴミ箱行きのモノだって、あると思います。悲しいけれど、これが現実。
 
でも、 気になる「あの人」のメールを何度も読み返してしまうのは、なぜなのでしょう? わずか数行の文章で、普通の言葉を使って普通に書いているのに、その後一週間ずっと幸せになれるのは、どうしてなのでしょう?
 
すぐに捨ててしまうメールと、
何度も、読み返してしまうメールには、どのような違いがあるのか?
 
みなさんも『自分の実体験』から、その理由を探ってみてほしいのです。 その人が好きなのだから当然、と終わらせるのではなく、なぜ『好きな人からのメールは、うれしいのか?』と、あなたなりの言葉で、追求してみてほしいのです。「好きだから」を「〇〇だから好き」と 具体的な言葉に翻訳して考えるのです。 
 
このような「言葉にしにくい部分」を、見逃さずに考えていく積み重ねが相手に何度も読んでもらえるような、力強い言葉を生み出していく種になって育っていくのです。 
 

伝わる文章講座 佐藤 隆弘 拝

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