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伝わる&売れる文章のルール伝わる&売れる文章のルール

その60 目の前の壁を越える(完結)

売れる文章講座

迷った時に、どうするか?

 
努力の方向を間違えてしまい、それまでの作業が無駄になった。結局、最初からやり直さなければいけなくなった。あなたにも、そのような経験があると思います。必死に壁を乗り越えようとしたのに越えるどころか、最初に逆戻り。何も残っていない。ムダな努力はないというけれど・・・も。
 
そんな経験があると思うのです。でも。そうです。これは精神論でも、激励の言葉でもなく事実として、壁を越えていくスピードは、加速度的に伸びて行くものです。最初の壁が「いちばん難しく、時間がかかる」のです。逆に言えば「ひとつの壁を、全身全霊で乗り越えた」という体験があるのならば、二回目、三回目は、最初の3分の1、2分の1の速度で、越えることができるものなのです。多少の回り道なんて、すぐに巻き返すことができるんですよ。
 
 

迷ったら最初にもどる。

 
私はいつも、クライアントのみなさんには、迷ったら最初にもどってください、とお話ししています。そこで留まったり、修正を試みるのではなく、いったんすべてを整理して真っ白にして、もう一度原点から、やり直してください、とアドバイスしています。もちろんこれは文章を書く時でも、広告を考える時でも全部同じ。迷ったら、最初からやり直すのです。企画から見直して、すべて最初から文章を書き直していくんです。
 
なぜ? そうです。もうみなさんはおわかりだと思います。実はそれが「いちばん早い」からですね。全身全霊を注ぎ込んで行った努力(過程)は、必ず心身に染み込んでいます。もう一度最初からやり直しても、前回よりも何倍もの早さで作業を進めることができます。その余った時間で、別の部分を磨くこともできます。
 
 

最初にもどる =『後退』ではない。

 
覚えておいて欲しいのは「最初にもどる = 後退」ではありません。加速度をつけて、もう一度丁寧に組み直すということです。必要ならば何度でも最初に戻り、地図を見ながら方向を確認し、全体像を把握し直してから、おもむろに再スタートするのです。
 
壁を越えるということは、前に進むだけではなく最初に戻ることもあるのだということ。大切な事は「めんどう」だと手を抜かずに、同じ作業を丁寧にコツコツと時間をかけて、届くまで何度も繰り返すのだ、と自分に言い聞かせること。根性! とか 気合い! とか、ではなくて。面倒だと思う気持ちを、地味に乗り越えていく。自分自身の精神状態を管理していく。
 
これが、私(佐藤)が、壁を越える時に大切にしているポイントのひとつです。
 
※「目の前の壁を越える瞬間 その1〜6 完」
  


伝わる文章講座 佐藤 隆弘 拝
 


リニューアルの追伸
迷ったら最初にもどる。これは今でも常に自分に言い聞かせている言葉のひとつ。うまくいかない時は、たいてい最初の一歩がズレているものです。わずかなズレも、距離が伸びれば大きなズレを生じてしまいます。迷ったら最初にもどる。しっかりやろう。

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